トップページ > 但馬牛とは > 但馬牛辞典 > 但馬牛の育て方

但馬牛の育て方

但馬牛の味を維持するためには血統を徹底的にマネジメントするだけでなく、育て方にも配慮が必要となっています。
牛肉のおいしさは「柔らかさ」と「香り」の2つがポイントとなるため、品質の管理はとても丁寧に行われています。。
そのどちらにも深くかかわっているのが脂肪分です。

質の悪い脂肪分が多く含まれていても肉は油分でギトギトするだけでおいしくは感じませんが、質の良い脂肪分は80度程度の温度でほどよく溶け出し香りを演出してくれます。
また脂肪分が肉全体にバランスよく含まれていることで肉が柔らかくなります。
脂肪分を含ませるためには、牛に高カロリーの餌を食べさせる肥育という方法で「サシ」を入れます。

質の良い脂肪分は安全で新鮮な餌を与えることや、ストレスの少ない環境の中で育てることで得られます。
但馬地区は昔から雨が多く水や植物が豊富にある地域でした。
但馬牛はその栄養豊富な草を食べて育ち、自然の中で足腰を鍛えることでおいしい肉をつけていきました。
但馬牛を飼育している農家では牛にストレスを感じさせない為に、発酵菌を用いてアンモニアを除去することで牛舎を清潔に保ったり、餌を加熱殺菌して安全なものを食べさせたりするなどの育て方の工夫を行っています。

但馬牛の育て方

但馬牛お試しセット