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但馬牛の明確な定義づけ

但馬牛の定義として、【「兵庫県産(但馬牛)」とは、本県の県有種雄牛のみを歴代に亘り交配した本県内で生まれ育成された但馬牛を素牛とし、肉牛として出荷するまで当協議会の登録会員(生産者)が本県内で肥育し、本県内の食肉センターに出荷した生後28カ月齢以上から60カ月齢以下の牛で、歩留等級が「A」「B」等級とする。】と規約によって定められています。
但馬牛には1300年以上の歴史があります。その中で上記のような規約が設けられたと考えられています。

規約が厳しすぎたのか、今ではその定義も少し狭められ、兵庫県内で飼育される黒毛和種のことを但馬牛としているようです。
但馬牛のセリが月に一度定期的に開催されています。そこでは但馬牛だけが出頭されていますが、セリ名簿には血統の記載が義務付けられています。
そこで純粋な但馬牛なのか、親のトレースを追えない但馬牛なのかを見分けることができ、その違いによって落札価格が大きく変わります。純粋な但馬牛はほかのブランド牛の素牛としても評価が高く、高額で落札されます。

定義が狭められはしましたが、但馬牛の価値は年々上昇しており、落札価格もここ数年で急激に上昇しています。
世間での評価が上昇してきているのが伺えます。

但馬牛の明確な定義づけ

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